海堂尊さん 【ジェネラル・ルージュの凱旋 上】 、【ジェネラル・ルージュの凱旋 下】
読了・・・もう相当前にしてましたorz
最近めっきり読書レビューしてなかったので、サボったままだったのよね。
内容もうろ覚えになりつつあった最近・・・丁度今クールからこの作品がドラマ化されたことを知り・・・ちゃっかりドラマも見始め・・・
「あら? 原作とだいぶ違いそうね?!」
ってな感想を持ち・・・あ、そういえばレビューしてねぇし!!! みたいな感じで思い出し・・・読了済み本棚から引っ張り出して読み直したさwww 別に何回読み直しても面白いからいいんだけどもw
そんなわけなので、追記にサクっとレビュー。
ドラマ見てる方が読んでもきっと大丈夫。 登場人物自体が既にかなり違う感じだし・・・ドラマ見た印象だと全く別モノとして見られそうだなと思ったのでw





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舞台は例によって東城大学医学部付属病院なんだけど、ここでのメインは救命。 ICUの「血まみれ将軍」=「ジェネラル・ルージュ」速水晃一が登場。
田口の同期にあたる速水が特定業者と癒着している・・・ICUの花房師長も共犯だ。 そんな告発文書がリスクマネジメント委員会院長の田口の元に投じられる。
ってな感じでスタートを切るわけなんですけど・・・
田口サイドでは調査シーンや恒例の院長に言いくるめられるシーン、加えて今回は田口を目の敵にしているエシックスとの対決も見物です。
速水サイドは何だかシリアス。 赤字の続く救命の部長であるが故、事務長とのやりとりを多く目にしますが・・・やはり今回のメインキャラクターって感じで、彼にまつわる過去の伝説に関してや、下巻で起こる大きな事故? 彼の救命医としての働きぶりを余すところ無く見られるという点で、下巻はかなり満腹になりますね。
それに加えて、今回は看護師サイドを見落とせません。
告発文書に「花房師長も共犯」という記載が出ているように、看護師も深く関わってきますね。
花房師長は勿論ですが、上巻初っぱなから登場のICUの爆弾娘・・・如月祥子の存在も大きいですね。
花房サイト、如月サイドもアリです^^
ちなみに今回は、白鳥の登場も勿論あるけれど・・・氷姫こと姫宮も看護師の勉強ということでICUに飛び入りw
恐らくこれ、「螺鈿迷宮」の手前のお話なのではないかしら? 螺鈿~で姫宮が看護師として登場しているので、多分そこに繋がるんだろうなと。
「ジェネラルルージュ」は前作「ナイチンゲールの沈黙」とも平行している話っぽくて、出来ればナイチンゲールを読んでからジェネラルルージュを読んだ方がより楽しめそうな感じはしますね。 まぁ・・・読まなくても問題はないですけど。
祥子がナイチンゲールでメインの浜田小夜と親しい仲なので、彼女も登場するしね。
大筋としては速水メインではあるけれど、登場する人物それぞれのエピソードもしっかり描かれていて、各キャラクターの葛藤、戦い、想い・・・もうホントに満腹ですw
個人的にはね、やっぱ下巻のスピード感のある展開が好き。
田口とエシックスの討論的な部分は、面白いけどちょっと疲れるw 泥沼さんとの討論・・・私は絶対したくないわwwww
現在の医療問題をにおわせる箇所も多数あり、面白いだけでは終わらない・・・そんな感じがするお話ですね。
ラスト、どんな風に締めくくられるのか? 最後まで空腹感を保ちながら読み進んで、読み終えて満腹。 そんな感じです。
このお話の終わり方、私は嫌いじゃなかったです。 賛否両論ありそうな終わり方ではあるけれど、私は好き。
最初に書いたけど、ドラマの方は結構違った感じの話になっちゃってるっぽいんで、出来ればドラマを楽しんでいる方にも・・・ドラマが終わった後でもイイから、原作も手に取ってみて欲しいなって思いますね。
ドラマもなかなか面白いけど、今のところ個人的にはやっぱり原作がイイ!!! のでオススメ^^






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