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2008年 09月 27日 ( Sat)
「読書の秋☆オススメの一冊は?」
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先日から黙々と読んでみていた本。
日頃こういったタレント本って言うんでしょうかね? 芸能人の方が書いた本にはあまり興味を示さないほうなんですけど・・・難にせよタイトルが興味を引くんですよ、これ。

一番になる人

このタイトルは魅惑的ですよw
だって誰だって「一番」になりたいっていう気持ちはあるでしょ?
それが当たり前に生活していて無理だろうと諦めてしまっていても、なれるものなら「一番」になりたいっておもうんじゃないかな?
私もそのクチで、思わずこのタイトルに惹かれてしまったの。

上の画像を見てわかるとおり、著者はあの つんく♂ さん。
シャ乱Qのボーカルだったり、モーニング娘。をはじめとするアイドルたちのプロデューサー
本を読んで初めて知ったけど、他に会社経営とかレストランプロデュースなんかもしてるらしいですw
ちょっとビックリしちゃいましたけどw

確かに彼は、今ではかなり有名な人間である。
才能に溢れ、経営能力にも優れているのだろうと思わざるを得ない。
私は「シャ乱Q」というバンドがあまり好きではなかった。 というか・・・あまり関心が無かったのかな? そうすると必然的に つんく♂ さんへの関心も非常に少なかったことになるんですね。
バンドでそこそこ上手くやって、気が付いたら好んでみていた「ASAYAN」という番組で今度は若い子のプロデュースをする?

単純に、自分たちで儲けることが行き詰って他の金儲け方法を探したんだろうという、失礼ながら否定的な目で見ていたのも事実です。
それでも番組自体は好きだったから見てたんですけどねw

一番になる人』を読んでみて、今わかるのは・・・どうやら私は興味が無かったことを理由として、かなり否定的な目で見すぎていたんだなということ。
それこそ・・・「色眼鏡」をかけて彼を見ていたんじゃないだろうか?と。
平々凡々、どちらかというと貧乏。 そんな生活をしている自分の目から見ると、多少のヒガミもあったのかもしれないですけれど。

この本を読むと、つんく♂ さんはそれなりに試行錯誤し、辛い目も見ながら悩みながら前に進んでいたんだなというのがわかります。
彼自身のエピソードを多分に盛り入れて書かれた本だからこそ、「仕事の哲学」「生き方の極意」「成功の秘訣」などといった内容が、否定的ではなく肯定的な目で、そして頭で見ることが出来るんだろうと思った。

シャ乱Qがデビューするまで、そしてデビューしてからの苦労話
けど苦労しているなかでも彼は有り余る時間をこれ以上ないほどに有効に活用したんだなと思った。
有線放送で一番になるために必死で電話をかけまくってみたりとか、自分が凡人だと認め天才との違いを探るとか、凡人なら凡人なりに・・・という努力の姿勢が多々見られたんですね。

要所要所にそう思わされる部分があるのですが、つんく♂ さんはとても努力をする人なんだなっていうのがこの本を読んでわかったの。
誰もが一番になれる」と彼は本書で記述しているのですが、私はやっぱり「一番」になれる人は限られていると思う。

それはね、別に彼の説を否定したいわけではない。 天才だけが一番になれると思っていたことは取り消してもイイと思えたことは本当。 けれど、確かに誰でも一番になれる可能性は秘めているとは思うけれど、本に書かれている彼の様々な努力を見ていると、そこまで必死で努力した人だけが得られる栄光として一番」の称号ってのはあるべきなんじゃないかなと思う。

きっと誰だって得意なことや好きなことってあると思う。
きっと誰だってそれらに本当に心血を注ぐ努力を向ければ、「一番」の称号は得られるかもしれない。
結局は、天才でない限りは「一番努力する人」にならなければいけないんだなって思ったの。

私も負けず嫌いの性格だから、子供の頃は「一番」になるために勉強も運動も必死で努力したことがある。
それでも結局、自分よりももっと努力している人が居れば一番には座れないんです。
私は「一番努力する人」にまではなかなか行き着けなかったの。
大人になるにつれて、「一番」を諦めるようになってからは努力もしなくなった自分。
好きなことはある。 けれど、その分野での一番を望むのは自分には難しすぎる・・・そう自分で頭打ちしてしまっているんですよね。
もし彼のように考え、彼のように努力を怠らず、「一番」を目指し続けることが出来ていたなら、今の私は違った私になれていたのかもしれない。

きっと今からでも遅くはないのだろう。
この年でもう若い頃ほどの情熱もパワーも持てないかもしれないけれど・・・それでも自分の好きなことに向かって努力を惜しまない人生を生きたいと思った。

一番になる人』の中で私が最も心に残った文章がある。
いくつか共感できるような考え方や、目からうろこの記述なんかもあったんですけど・・・
彼と私は別の生き物で、きっと何から何まで考え方の違う人だと思っていたけれど、ひとつだけ全く同じ理論の展開があったので、そこが一番心に残ったの。

「簡単に物事を覚えてしまう人は、がんばって努力して、先輩やお客さんに気を遣って、主人に怒られている人の気持ちがきっとわからないように思います。」

第五章、【三年以上、がんばれる人】に書かれている一文なんですけど、大雑把に言えばここに書かれた文章のひとつひとつが心に残るって感じでしょうか?
人は三年勤めてやっと信用を得る。
私も同じように思います。 仕事をしてた頃にもいつも思ってたこと。

若い子達は、ちょっと叱られたり思い通りにいかないとすぐに辞めてしまう。
三年続けることが酷く困難なことのように感じていたの。
私は職場を五年弱で辞しているのですが、五年居てもまだ出来ないことだって山ほどあった。
それが三年も我慢できずに辞めてしまう子たちは、仕事の何をわかって、何が出来て不満を言い辞めていくのだろう?と憤りを感じたものです。

上に揚げた文章、物覚えのイイ人は確かに得だと思う。
私も後輩の指導にあたったことがあるけれど、物覚えの良い子は嫌いではなかったしすぐに「使い物」になる戦力として重宝してました。
ですが、私自身はそうではなかったんですね。
私の指導に当たってくれた人は、恐らく苦もなく仕事を覚えた人だったんだと思う。
教えるのが下手くそだったし、わからないことを突っ込んで聞くと癇癪を起こし非難してくるような人でしたから。

当時彼女にはかなり腹を立てたのは事実ですけど、逆に言えば彼女は彼女で私たちの気持ちがわからないタイプなんだから仕方ないんですよねw
おかげで私は何度も何度も彼女と他の先輩に迷惑をかけながら仕事を覚えるハメとなり、結果としてそれは自分が指導する側に回ったときに功を奏したの

私が仕事を教えた子たちは、お世辞なのかもしれないけれどクチを揃えて「わかりやすい」といってくれる。 覚えの悪い子が上司にキーキーと文句を言われていれば、過去の自分を見ているような気持ちになって庇うから、自然と慕われるようになる。
覚えが悪かったことで苦をみたからこそ得た喜びなんだろうとその時に思ったからね。

もうひとつ、「人が面倒くさがる仕事がいちばんやりがいがあって、楽しく、報酬もでかい。得られる信用も絶大である。」という記述があるんですけど、これもまた私の心にはしっかり残った部分と言えるかな。

無意識ではあったけど、私は子供の頃から人の嫌がるような役割を率先してできる子だったと思う。
単なる目立ちたがり屋だったのかもしれないが、面倒な行事の仕切りや委員も相当やった
生まれながらの「お姉ちゃん」根性のせいか、やたらとクラスメイトや後輩の面倒見が良かった
結局そんな風にしていたから、教師や友達の親からの信頼もあとから勝手についてきてたりもした
仕事でもそう、面倒な書類整理や商品整理、掃除・・・単純にさっさと済ませて早く帰りたいとか、休憩したいとかって欲求からだった気もするけれど、結果的にはそういう姿勢は上司にも同僚にも好感を持ってもらえるようだったしね。

私は「一番」になれるような天才でもなければ努力家でもない。
面倒なことが嫌いで、無駄にお節介。 そういう人間ですからね。
自分のために何かを必死にするってことはあまりなかったと思う。 他人のためなら頑張れるけど、自分のこととなると面倒くさいのだ。

でもね、確かに私は今のままでは「一番」を勝ち取れる人間ではない。
それでも『一番になる人』を読んで、つんく♂ さんの考え方に触れてみて思った。
本質を変えないまま、もうちょっと自分のために努力を惜しまなければ、私も「一番」になれるのかもしれないと。

つんく♂ さんの「すべては妄想から始まる。」という言葉、これもまた私にとっては原動力になってくれそうな気がする。 彼ほど具体的な妄想やシュミレーションとはなりませんけど、妄想することは私も好きだし楽しいことだと思う。
あとはその妄想をいかにして「現実」にするか、そのために頑張るかってことでしょう?

簡単なことではないと思う。
けれどやる前から諦めるほど難しいことでもないと思う。
「一番」になりたくて、でもなれなくて、散々悔しい想いをしてきた。
今からでも遅くないなら、なんでもいい・・・自分が「一番」になれるような、自分の「好きなこと」にエネルギーを注いでみたい。
そんな風に、前向きな気持ちにさせてくれた一冊でした。

これね、きっと「一番」になることを諦めてしまった沢山の人にとって、目の前が開けてくるような気持ちにさせてくれる本だと思う。
仕事が上手くいってない大人、学校で上手くいってない子供たち。
出来るだけ沢山の人がこの本を手にとって、諦めてしまった「一番」をもう一度夢見る勇気を持ってくれればいいなと思う。
「こうすればイイ」と明確な答えが書いてあるわけではない。 けれど、それでも足がかりとなるヒントが沢山詰め込まれた本だと思う。

つんく♂ さんは、私たち一般の「凡人」からみると「天才」にも見える。
ただ彼は才能に恵まれたわけではなく、努力で「一番」や「天才」を勝ち取った人なんだろうと思うから。 だからこそ、誰でもあんな風になれるかもしれないっていう希望ってのかしら? そういうのが見えてくるように感じましたからね。
下にリンクを貼っておくので、つんく♂ さんのオフィシャルサイトや書籍の詳細ページなどもご覧になってみてくださいね。

>>つんく♂オフィシャルウェブサイト
>>一番になる人
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2008/09/28(日) 19:03:08 | | #[ 編集]
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